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涙のパヴァーン@シェイクスピアライブラリー版 [コンサートのお知らせ]


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ルネサンス音楽の名曲の一つ、ダウランド作曲「涙のパヴァーン」。
リュートソロ、歌とリュート、コンソートなど、違う編成による作品が残されています。

リュートソロのための作品にも、いくつかの版があり、
テーマは同じでも変奏部分がちょっと違っていたり、
Dのバスが出てくるかどうか(何コースのリュートのために書かれたか)の違いがあります。


今回のコンサートは「シェイクスピア時代のリュート音楽」という趣旨ですので、
Folger Shakespeare Library が所有している版のタブラチュアを使用することにしました。
(上記の写真が、その楽譜です)

このweb図書館は、シェイクスピアを中心とした文学と演劇に関する出版本や写本、
当時の裁判記録や遺言書、レシピなど、生活の様子を垣間見ることができる資料などを
多数所有しています。

サイトトップも没後400年記念ということで、華やかになっておりますので、
ぜひ、ご覧ください。


こうして改めて写本を見ると、普通にそのまま読める綺麗な状態で、
右手運指の指示が細かく書き込まれていますね。



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