「ロバのおうじ」@MAREBITO終了! [コンサートのご報告]
2013年7月14日(日)、リュートサロンVol.33
朗読音楽会「ロバのおうじ」は無事終了いたしました。
暑い中、ご来場下さったお客様、
共演の近美智子さん(語り)、駒崎智紀さん(投影)、
会場MAREBITOのオーナー、古村太さん、
広報にご協力下さった皆さん、
どうもありがとうございました。
同じ物語を何度も上演しているのですが、
シチュエーションが変わると、また違った味わい。
今回、自在な語りで、一人何役もこなして下さった
近 美智子さん。
まるで「ロバのおうじ」に登場するお姫様のような素敵なドレス姿でしたね。
たくさんのファンの方々が、会場にお越し下さいました。
ありがとうございました。
特に今回、収穫があったのは、投影の台本を完成させたこと。
投影担当の駒崎さんが、どの言葉のタイミングで絵を変えていくか、
念入りに検討し、指示を書き込んで下さいました。
これがあれば、日本中どこに行っても、すぐ担当者が操作できます。
駒崎さん、どうもありがとうございました。
私は、こんな「ロバのおうじ」と同じような青い服。
2回目の公演の途中、ゲリラ豪雨が襲ってきて、
急に真っ暗になり、大粒の雨が窓をたたき始めました。
まるで 自然が演出を担当してくれたかのよう。
ドラマティックな雰囲気の中、幻灯会の趣が一気に深まりました。
またどこかで、朗読音楽会「ロバのおうじ」公演、続けていきます。
徒歩5階の意味 [コンサートのご報告]
Living Space & Gallery MAREBITO〔マレビト〕さん。
茅場町駅を出てすぐ、橋を渡ると
催しの看板を出して下さっていました。
1960年代生まれのビルの5階にあります。
エレベーターはなくて、徒歩でのぼります。
踊り場で息をつきつき、はあー、はあっー。
辿り着きました。5階です。
身支度をし、電車に乗り、ビルを探し、徒歩で5階まで階段をのぼる・・・
という高いハードルを乗り越えた方々だけが聴けるライブです(笑)
一番奥の扉です。
着きました。MAREBITOさんです。
リュートデュオのプログラム [コンサートのご報告]
NPO法人日本ルネサンス音楽普及協会の第50回例会、
最後のリハーサル前です。
上が上島さんの(紀井氏製作7コース)下が私の(アルマンド=ピロン製作8コース)。
頑張ります!あとリハーサルと本番と2回しか弾けないなんて、
寂しすぎる・・・。
本番は、中世〜ルネサンスの珍しい楽器も登場して、
目も耳も楽しみました。
私たちのリュートデュオのプログラムは以下の通り。
A Fancy ファンシー(ジョン・ダニエル)
La Rosignoll 夜啼き鶯(作者不詳)
Mr.drewry's Accords ドルリー氏の調和(作者不詳)
Greensleeves グリーンスリーブス(作者不詳)
A Plaine song 素朴な歌(トーマス・ロビンソン)
Twenty waies upon the bels 鐘による20の変容(トーマス・ロビンソン)
The Queenes go0d night 女王のお休みなさい(トーマス・ロビンソン)
A Toy おもちゃ(トーマス・ロビンソン)
他の出演者の方のプログラムなどと合わせて、
レクチャー&コンサートの様子は 協会のサイトに写真入りで紹介されていますので、
どうぞ合わせてご覧下さい。
ご来場のお客様、ありがとうございました。
今谷和徳先生、NPO日本ルネサンス音楽普及協会の皆様、お世話になりました!
魅力的な眼の持ち主 [コンサートのご報告]
2013年4月13日、NPO法人日本ルネサンス音楽普及協会の第50回例会は
盛会のうちに無事に終わりました。
前半に 今谷先生による公開セミナー、
後半が 会員によるコンサートです。
今回は、ダウランド生誕450年記念とあって、
イギリス音楽特集!
プログラム表紙のカット。何と色っぽい目つきだろう。ドキドキ。
ダウランドではない。これ誰?
確か。。手に裁ちバサミを持った仕立て屋の男ではなかったか?
どこかで会ったことがある。
・・・って、どこかのコンサートのチラシに起用されていたってことなんですけどね。
一度見たら、二度と忘れられない眼だわ。
「ねえ、そう思わない?」と帰宅後、娘に訊いたら、
「あご髭がやだ。」の一言で片付けられた。
人間の魅力は眼に集約されると思うよ、私は。
ギタリスト金庸太さんのご紹介 [コンサートのご報告]
今回の今村泰典氏ビウエラ・リサイタル公演でユニークだったのは、
多くのクラシックギターファンのお客様が多かったこと。
そして、お客様の中にクラシックギターの
スター級のプロ演奏家の方が何人も
お忙しいスケジュールの中、ご来場下さったこと。
ギタリストの金庸太さんは、毎回、今村氏来日の際に
ギタリスト向けの公開レッスンを企画して下さっていましたが、
今回は、ご本人の本番と日程が重なった事もあり、
リサイタルの後援者として広報、集客にご協力下さいました。
リサイタル当日もご夫婦でご来場頂き、どうもありがとうございました。
ギターとリュートは レパートリーの時代も形も違う、
別世界の音楽のように思っていましたが、
今回は ビウエラというギターに近い形の楽器だったこともあり、
ギタリストの方々にも興味を持っていただけたようです。
未知のお客様にご来場頂けたことは、私どもにとって、
「新しい世界が広がった感覚」として
新鮮な驚きと期待を残してくれました。
そして、今はリュートや古いギターしか弾かない今村氏も私も、
最初は、クラシックギターから始めたという原体験を
しみじみと思い起こしたのです。
忘れ物のご連絡 [コンサートのご報告]
ここで、ちょっと、業務連絡(笑)です。
黒の上着(ウインドブレイカー)をお忘れになった方がいらっしゃいます。
上着は、会場の近江楽堂の松木アートオフィス(会場隣にある事務所)に
保管してありますので、心当たりのある方は
事務所へ ご連絡下さい。
近江楽堂・松木アートオフィス tel 03-5353-6937
アイゼナハ音楽院のご紹介 [コンサートのご報告]
明日、10月14日は、今村泰典氏による公開レッスンが行われます。
場所は、ギターショップ・アンダンテさんの上階にある
アイゼナハ音楽院のサロン。
アイゼナハ音楽院さんには、昨夜のコンサートの後援をして頂いております。
今回の公開レッスンの面白いところは、
全受講生の方が、すべて違う種類の楽器であること。
ルネサンス、バロックリュート、バロックギター、ビウエラ
歌とテオルボのアンサンブル、モダンギター、
そして、マンドリン!
リュートが もはや古楽という枠にとらわれず、
世界の広がりをみせている、その兆候のようで嬉しく思います。
当日のレッスンのタイムスケジュールと 受講曲が公開されています。
詳細は、アイゼナハ音楽院のこちらのサイトをご覧下さい。
リハーサルではなく。 [コンサートのご報告]
昨夜の「今村泰典 ビウエラ・リサイタル」。
午後3時に会場入りしてから、開場間際まで
リハーサルを続ける今村氏。
「ちょっと休憩なさっては・・・?」と申し上げたら、
「いや、楽器弾いている方が 楽だから。」とずっとビウエラを抱いたまま。
練習が大好きな人だとは 昔からわかっていたけれども、
本番前のリハーサル、というより、
子供が無邪気に遊びに夢中になって 時間を忘れるように、
楽器を弾くことに 純粋に楽しみを見いだしているんだなあ・・と、
そのことに私は とても感銘を受けました。
プロであれば 「仕事感覚」で演奏せざるを得ない場合もあり、
そうならないように 私自身も 常に気をつけているつもりではありますが、
このような「夢中になれる純粋さ」と「音楽に対する情熱」を
持ち続けているか?
今、自分に強く問いただしているところです。
CDサイン会 [コンサートのご報告]
今村泰典ビウエラ・リサイタルの終演後、
CDをお買い求め下さったお客様に サインする今村氏。
CDの盤面にササッーと、サイン。(ほとんど読めない、笑)
山積みにしてあったCD三種類が あっという間に、
合計30枚、お客様の手へ渡っていきました。
どうもありがとうございました!