サイト更新中

あと一息で、サイトのリニューアルが終わりそうです。

自分のポートレイトを選んで、Web上のアルバムにするという作業と

「ロバのおうじ」公演記録をまとめる作業が残っています。

ロバの方は、記録をあたって、漏れる事なく注意せねばなりません。

自分のポートレイト選びは、なるべく綺麗（笑）に写っていて、

実際はともかく、リュートを聴いてみたいと思っていただけるような

写真を選ばなければなりません。

かといって、実際お目にかかった時にがっかり・・・でもいけませんし。（笑）

難しいところです。

PCが新しくなって、楽になったし、サイト構築はやり始めると面白くて

朝４時にふと目覚めて始めて、今、８時前。

このところ、PCに触るのも苦痛だったので、

日にち薬で指も回復しているということですね。

あと少し頑張ろう。サイトアップしたらブログにてお知らせしますので、

どうぞお楽しみに。

リュートの疑問その５

“こんな楽器をどうして　始めたのですか？”と

まるで　珍獣を見るかのように　訊かれます。

確かに、リュート弾きは　絶滅危機種の一つでしょう。

私の場合の答えは「いろんな縁や偶然が重なって・・・・。」としか

答えられません。

強いて言うと、　

リアルタイムでルネサンス音楽を聴いていた「長崎人のDNA」が　

リュートを弾かせているのかもしれないということでしょうか。

今のところ、それが一番しっくりくる私の答えです。

プロフィールを追加

詳しいプロフィールを記載する機能がついていることに

今更ながら　気がつきました。

左サイドバーのリュートを持った写真の近くにある

「プロフィール」をクリックしてみて下さい。

「好きな食べ物」や「好きなもの」などの質問に答える形式で

私のプライヴェートな　嗜好について　書いています。

客観的に見ると、食べ物の嗜好がかなり変？

右のフリースペースには　何を書こうかしら。・・・

肝心の演奏家としてのプロフィールを掲載しなければ！

新・サイト構築中

ブログのアップの傍ら、もう一台のPCで新しい公式サイトを構築中。

「リュート奏者・永田斉子」から
　　　　　　　　　「リュート＆月琴奏者・永田斉子」へ。

前のサイトは　構想がサグラダ・ファミリアなみに膨大だったので、
所詮、完成は無理。２００年後ぐらい？（笑）

今回は、新しいPCが優秀で、楽に出来そう。
そして、欲張らずに、犬小屋くらいの規模を目標にしよう。

とりあえず、Home　とコンサート情報、プロフィールまで
今夜中に完成させたいところ。

今夜は　着物サイトを見るのは　我慢、我慢。

天の配剤

今日は、アトリエで　アーチリュート、バロックギターを練習していました。

・・・心底、楽しかったです。

下手であることはよくよく自覚しており、上手くなりたいと思いながらも
猛練習することもしません。

でも、親密な空間でのライブ本番がたまらなく好き、
リュートを弾くことが　大好き。

その気持ちにおいては　きっと誰にも負けない。
そのことをはっきりと自覚しました。

子供のように育ててきた楽器たちは、
そんな私の気持ちに応えてくれます。

何年も　何回ともなく弾いている作品は　毎回新しい発見を与えてくれます。

好きなこと＝仕事　である人生。
奇跡にも近い、天の配剤。

ソロコンサートは　来週、静岡にて開催です。

殺し屋と同業種？

先日、電車に乗っていた時のこと。

隣の人が読んでいた本がちらっと目に入る。
「演奏家とは・・・」

どんな本だろう。タイトルまではわからない。
次の文章「道具を使う業種である。
どんなに優れた演奏家でも楽器、楽譜を持たずに本番に来たら無能の人」。

確かにそうだ。歌手以外の演奏家は　楽器がなくては始まらない。
歌手だって、自分の身体が道具のようなもの。

「演奏家と同種の職業は次の通り」と続く。
・・・大工、美容師、庭師、（確かにね、それぞれ特殊な道具を使う。納得）
・・・パチプロ、殺し屋　（えっ。！）

私、殺し屋と同業種だったとは。
嬉しいような（１Q84の青豆さんには憧れている）、嬉しくないような。
素人の発作的な犯行なら　素手で首を絞めるかもしれないけれど、
プロの殺し屋は　確実に道具を使うだろうし、
その点、同業種といわれれば　納得もできる。

問題は、その道具を「何のために使うのか」というところなんでしょうね。

リュートに人を殺害する強度はありませんから、ご安心を。

twitter

再開しました。twitter。

だいぶ、前に始めてみたものの、
全くその意義がわからなくて中断。

「今、何してる？」という問いには、
「パソコンに　向かっている」「携帯電話持っている」
という答えしか、書きようがないじゃない？・・・と思っていたのです。

サイト、ブログ、そしてこのTwitterという機能の使い分け、
あるいは、メリット、デメリットを　知人に教えてもらい、
昨日から再開した次第。

「今、何してる？」という問いではなく、
「今、何を思っている？感じている？」という問い、
または　「これについての情報提供お願い」
あるいは、「公開　チャット、公開打ち合わせ」
「実況中継」みたいなツールかと、何となく理解。

情報のやり取りのスピードは、ブログの比ではなく、
驚くばかり。

私が書いていることは、ブログに書くほどでもない、
本来「心の中で自問自答するようなこと」です。

密かに私淑している方々の「つぶやき」には
一言漏らさず耳を傾けたいので、
そのためには　まずは　自分が始めなくては。

良かったら、フォローをお願いします。
http://twitter.com/seikonagata

そして、あなたの「感じていること」も共有させて下さい。

子より親が大事

「子より親が大事」とは太宰のことば。

子供のころは　何と無責任な、と思いましたが、
親になってみれば　その通り、と思うから、
全くもって身勝手なものです。

「二十歳になってから　何かを始めてもまだ間に合う。
　でも親は　この先、それほど時間がないから、
　せっかく見つけた仕事を　今　やらせてほしい。
　そのために、子供のあなたは　２０歳までは　我慢しなさい」

と　娘が物心ついた時から　言い聞かせてきました。

その娘が　今日、１８歳になる。
モデルや　服飾制作、スタイリストのアルバイトで蓄えたお金で
名古屋、大阪まで一人で旅行に出かけ、
お友達に誕生日を祝ってもらった模様。

その旅費は　もちろん、普段の食費、衣服費も
自分でまかなっている。

おそらく、娘は　娘で「親より自分が大事」と思っているのでしょう。
頼りない親を持つと、子供はしっかりものに育つという一例です。

既に、追い越されている感は否めませんが、
亀の甲より年の功。
親の年齢にふさわしく、息長く、諦めず、仕事を続け、
娘の仕事は　わからないままにも　理解、応援してやりたいと願うこの頃です。

自分史最高であるために

昨年一年間、次々とハードルの高い仕事が続き、
片付けをする間もなく、次の準備をせねば間に合わない状況が続きました。

私の練習場、兼、事務作業机、兼　食卓だったテーブルは
美術系高校に通っている娘の勉強机＋設計図机となり、
リビングは　服飾制作＆絵描きアトリエと化してしまいました。

二人が、同時に制作活動を始めるものだから、
物は増殖するばかり。
私は　近所に一軒家を借り、事務所と練習場として利用することに。

年末片付ける暇もなく、年を越し、ツアーが始まり、
一段落した今、一大決心。

楽器、入手不可能な楽譜と資料以外の書類は捨ててしまおう。
ノウハウは　時代とともに変化していく。
常に新しい情報を　自らの中に蓄積していこう。

ステージ衣装以外の普段着の洋服は　半分捨て、
半分は　着物で過ごそう。

過去の記録はサイトに残っていればいい。
今の自分が　自分史上最高であるように努力しよう。

新しいパソコンで　新たなサイト、制作中です。・・・

今、ここで

12世紀のスペイン中世音楽から、専門分野である16世紀のリュート音楽、

江戸の端唄のお稽古、幕末19世紀の龍馬関係イベントでの月琴演奏。

気の遠くなるような悠久な時間の流れが、

私の身体の中を　突き抜けていく。

その凝縮された時間の圧力に、必死で耐える。

歴史的人物の魅力に取り憑かれるあまり、実生活で共に生活しているような

感覚に襲われる。

会ってみたいと思うが、それはもう叶わない。

だから、今、同じ時代に生きている素晴らしい人々と

リアルに出会い、言葉を交わし、

導いて下さることの有り難さが身にしみる。

過去の歴史から学び、未来にヴィジョンを描き、

最も大切な「今、ここで」に集中して仕事を進めたい。