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【動画紹介】バロックギターとキティちゃん? [愛しのリュート達]




ちょっとユニークな動画を発見してしまいました。


シャコンヌのノリノリなリズムにのって、

なぜか キティちゃん登場。


意外な組み合わせに、思わず笑ってしまいました。

演奏は素晴らしく、
弾いている方も渋い雰囲気のお兄さんで、
背景の絵画といい お召しになっているシャツの柄といい、
とてもお洒落な方なんですけどね。

しかし何故に、キティちゃん???

う〜ん、これは深い。。。


因みに、私、キティちゃん大好きです。
いよいよ古楽界にまで進出か。
やはり kawaiiは世界最強です。





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マティスの「リュート」 [愛しのリュート達]


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先日、Twitterのタイムラインで、
マティスの「リュート」という作品について言及されている方がいらして、
「おお、そんな作品があったのか、知らなかったなあ・・・」と検索してみました。



何と、国内のポーラ美術館所蔵品でした。

制作年は 1943年。


マティスはリュートが好きだったのかな?・・・
でも、どうしてこの絵の女性の持ち物にリュートを選んだのだろう?・・・などと
思いを巡らせてみましたが、その必然性が今ひとつわからず。


美術館サイト内の マティス「リュート」の解説ページを読んでみて、
納得しました。

(以下、引用です。)

「私はあるときは色彩だけである種の均衡と表現的なリズムを得ようとし、
またあるときはただアラベスクだけの力を確かめようと努めてきました」。
マティスはこの時期こう告白している。・・・(引用終わり)



アラベスクとは、イスラム美術の一様式で、幾何学文様の繰り返しの装飾のこと、
あるいは、アラビア風の意味。

この絵のメインは、「壁紙と絨毯の模様」だったのです。

そして、その部屋にいる女性に持たせる楽器として
アラビア起源のリュートが選ばれたということなんですね!


リュートを弾いている女性については、以下のように解説されています。

・・・そのかたわらでリュートを爪弾く女性は、
室内に遍在する音楽的なリズムに主旋律を与える伴奏者として、
生の喜びを謳い上げているようである。・・・


繰り返されるアラベスク模様が生み出すリズムに、
リュートの音色が メロディーを添える。

この作品の前に立った時、どんな音楽が聴こえてくるのだろう。

近いうちに、出かけてみたいものです。


現在、ポーラ美術館では セザンヌ展を開催中(9月27日まで)!。






             映画《カラヴァッジオ》



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アラビア語講座テキストの表紙はウードだ! [愛しのリュート達]


 


NHKラジオ アラビア語講座  2015年 4月~9月 [雑誌] NHKテキスト

 

 

今年(2015年4月〜9月)のNHKラジオ アラビア語講座のテキスト表紙は、

ウードの絵だったのですね!

 

リュートのルーツとなる楽器だけあって、

形も似ているし、

本屋で自然と眼に留まりました。

 

イラストの色合いが、ポップですね。

やっぱり砂漠が広がる暑い国々のイメージなのでしょうか。

 

 

こんど、ラジオ聴いてみようかな。

 

◎時間:土曜日 午前9時30分〜10時

 NHKラジオ 第2

 

 

 


 

NHKラジオ アラビア語講座  2015年 4月~9月 [雑誌] NHKテキスト

NHKラジオ アラビア語講座 2015年 4月~9月 [雑誌] NHKテキスト

  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2015/03/18
  • メディア: Kindle版

 




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北海道にてリハーサル風景 [愛しのリュート達]

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北海道ツアーの初日は、3日後に控えた「ロバのおうじ」のリハーサル。
朗読の方のご近所に、個人所有の立派なホールがあり、
そこをお借りすることに。

広々〜〜です。天井も高ーい。リュートがよく響く〜!!!

柔らかく、温かく、リュートが響きます。
残響の多い空間で弾くと、
身体の力みも消えて、とてもリラックスした状態で弾けるものですね。



台風が近づいていたので、悪天候を覚悟していましたが、
いつの間にか台風はそれて、どこかへ行ってしまい、
爽やかな秋晴れとなりました。

大きなガラスから差し込む陽射しに木々の葉の影が揺れています。


IMG_1901.JPG

リハーサルに熱中するうちに、すっかり夕暮れとなりました。

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リュート製作の風景 [愛しのリュート達]

イギリスのリュート製作家・Stephen Gottlieb氏のサイトで、
リュート製作の様子の動画がありますのでご紹介します。

1979年に In the Makingというシリーズのために撮影された動画で、
その後、Vimeoに投稿されたものです。



リュート背面の丸みを作るところから始まり、ネック、表面板のロゼッタ細工、
ペグの製作と進み、最後に弦とフレットを張ります。

(フレットを張るところ、何度も見てしまいました・・・)

最後には、Christopher Wilson氏が、
フランチェスコ・ダ・ミラノの作品を演奏。


リュートの中でもとりわけ、Gottlieb氏のリュートは、
上品で繊細な音色が特徴と言われています。

どんな方なんだろうと思っていましたが、
楽器は人柄を表しますね〜。

最後、新しく完成したリュートを試奏する、
35年前の若い二人の静かな佇まいがとても素敵です。

そして、リュートって本当に美しい楽器!
見ていてため息がでます。


Gottlieb氏は、今年の5月、68歳で亡くなられました。
ご冥福をお祈りいたします。



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3本兄弟 [愛しのリュート達]

前の記事の続きです。

お客様は鉄の芸術家さん、ガーデニングのコーディネーターさん、友人の英語の先生で在日30年以上のアイルランド人男性、編集者さん、翻訳家さんなど。

リュートを生で聴いてみたいと、
暑い中集まって下さいました。

コンサートはガリレイ、ダウランド、
ダ・ミラノ、バラール、と
色んな国の作品を並べてみました。

友人も自分のリュートを持ち出してきて、
記念撮影。


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その後は、彼女の素晴らしい手料理とお酒で、
パーティーは大盛り上がり。

こんな風にかつてはリュートも
家庭の生活を豊かに彩るために
弾かれていたのでしょうね。

ヨーロッパに住んでいた頃の暮らしを
懐かしく思い出しました。

mさん、ご主人様、ありがとうございました。

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【リュート売りたし】 [愛しのリュート達]


【7コース・ルネサンス・リュートを売ります】


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どの楽器も自分の家族のように思っているのですが、
すべての楽器を平等に、十分に弾いてあげることはなかなかできません。

「リュートを弾いてみたい、欲しい」という方々のために、
お譲りするのも リュートにとっては幸せかと思いまして、
1本、売りにだします。

レッスンの生徒さんへの一時貸し出し用として購入したのですが、
結局一度も貸し出しはしませんでしたので、新品同様です。

「リュートを始めたいが高価なリュートは買う勇気がない」
「とりあえず、自分のリュートが欲しい」という方に、
最初の楽器としておすすめです。


◎7コース・ルネサンスリュート 弦長583mm
◎井上隆生氏 2009年製作、スチューデント・タイプ 新・中古品
 ボディーや棹の材質については上記サイトをご参照下さい。

◎ダルツァやカピローラなどルネサンス初期の作品からダウランドの作品まで、
これ1本でリュート最盛期の作品を楽しむことができます。

◎7コースの弦の数は、13本。調弦する弦の数も少ないので、初心者の方には最適。

◎価格:約15万円(ご相談に応じます)
    製作年から4年経っていますが、上記のような目的のために購入したため、
    全く弾いていない新品同様です。
    特注軽量ケース(ラ・ソウマ)付き
    
◎ペグ周りの調整済み。1、2コースの弦を良質のものに張り替えました。

*この楽器に興味のある方、お問い合わせなど、お気軽にメールを下さいませ。
 seiko24@zj8.so-net.ne.jp

 見て弾いてみて検討したい、ということでも結構です。
 東京都内で手渡しできる方が希望ですが、
   遠方の方で即納希望の方には楽器取り扱いでヤマト運輸で発送可能です。

*音色の感じを伝えるために音源アップします。



どうぞよろしくお願いいたします。(早いもの勝ちですよ!!)


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リュートお教えします [愛しのリュート達]

普段、定期的なレッスンをしておりませんが、
レッスンを受けてみたいという方のために
個人レッスンを始めます。

2つの方法があります。
1)リュートを持っていないが、リュートをちょっと弾いてみて、
続けるかどうか、検討してみたいと考えている方。

手元に、貸し出しができるルネサンス・リュート(7コース/井上隆生氏製作)が
有りますので、3ヶ月位をメドにお貸しします。
そのリュートでご自宅で練習して、レッスンにお越し下さい。
最初は、月に2回から3回通って頂かないと上達しませんので、
短期集中レッスンという感じのシステムです。
あるいは、一回のレッスン時間を長くとるという方法もあります。

3ヶ月間の間に、ご自分のリュートが欲しいと思われたら、
ご予算に合うリュートを探しましょう。

2)ご自分のリュートは持っているが、レッスンに定期的に通えない方。

発表会や人前で弾く機会の前など、ワンレッスン受けておきたい、という方。
ルネサンスリュートの他、アーチリュートによる通奏低音奏法での
アンサンブルの受講も可能です。

*どちらも曜日や時間帯など、お互いそれぞれ都合の良い日を相談しながら、
決めてやりましょう。

*場所は、都内のギタルラさんのスタジオや
池袋西武線「椎名町」駅近くの「バッハはうす」さんスタジオなど
ご都合のよい場所に 出向きます。

詳細は、メール  seiko24@me.com「レッスンについて」でお気軽に
お問い合わせ下さいませ。状況に合わせて、柔軟に対応させて頂きます。

どうぞ宜しくお願いいたします。


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カラバッジョの描いたリュート [愛しのリュート達]

リュート二重奏のお相手をしている方が所有されている
7コース・ルネサンスリュートのロゼッタのデザインが興味深い。

カラバッジョの「リュートを弾く若者」が持っている
リュートのロゼッタと同じデザインとのこと(製作家談)。

比較してみよう。
これが 彼が持っている7コースリュートのロゼッタ。

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次に、カラヴァッジョの「リュートを弾く青年」の絵の全体。

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見えにくいので、手元を拡大してみよう。

caravaggio_liuto00-up.jpgueshima-rose-mini.jpg


最初の写真を色を暗くして、わざとぼかしてみて並べてみました。________↑

うーん、リュートの表面板がすこし斜め上に向いているため、
ロゼッタの彫刻のデザインが、同じと言えるほど、見えませんね。

ちょっと残念。

曲線が多く、細い葉っぱ状の模様が使われているのは
どちらにも見えるような気がします。

このロゼッタのデザインは、他では余り見た記憶がありません。

当時のロゼッタのデザインには、いくつか型があったと思われますので、
その辺りの資料を調べるとわかるかもしれませんね。

これは自分への宿題が残りました。


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中古ビウエラ売ります [愛しのリュート達]

ビウエラ・デ・マーノVihuela de Mano(中古)の購入希望者を探しています。

10月に来日するスイス在住のリュート奏者・今村泰典氏が所有しているもので、
もし購入希望の方がいらっしゃるようでしたら、
飛行機に持ち込みで 日本に持ってくるとのことです。


以下、今村氏からの楽器についての情報と、
楽器の写真です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
製作者:ルルデス・ウンシージャ・モレノ 

Lourdes Uncilla Moreno (1992 San Lorenzo de el Escorial)

 
製作年:1992年
コース:7コース(14弦)Vihuela de mano 7 courses (14 strings)

弦長:60.5センチ

価格:50万を希望(軽量ケース付き/価格については交渉の余地あり)

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↑ 表面

Vihuela-Lourdes-1992-back.jpg

↑ 裏面

side2.jpg

↑ サイドの厚みはこれくらい

Vihuela-Lourdes-rose2.jpg

↑ ロゼッタ部分

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

調弦は G-チューニングで使用していたそうです。

7コースであるところが、珍しい点ですが、

カベソンや エネストローザの作品集に

「ビウエラ、ハープまたは鍵盤楽器のための・・・」と書いてあり、

その作品を演奏するためには、7コースが必要だったため、

7コース仕様で 注文したそうです。


モレノさんは 手渡しでしか納品しない製作家なので、

日本で入手するのはなかなか難しい楽器です。

興味のある方、これはチャンスですよ〜!


スペインの製作家が作った スペイン独特の楽器、ビウエラ。

ギタリストの方、形も似ていますし、いかがですか?

ナルバエスや、ミランの作品を古楽器で奏でてみませんか?


上記以上の詳細情報、価格についての交渉は、直接、今村泰典氏とメールでお願いいたします。

メールアドレス yimamura1019☆gmail.com (☆を@に変えて下さい)

今村泰典公式サイト http://www.yasunoriimamura.com/ 

宜しくお願いいたします。


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