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インタビューno.1 [コンサートのご報告]

ルミエールプロジェ・サロンコンサートシリーズ第24回
「永田平八、ルネサンス・リュート スタンダードナンバーを弾く」
終了いたしました。

ご来場下さったお客様、松木アートオフィスさん、
どうもありがとうございました。

プログラムに掲載したインターヴュー記事、
3回に分けて、ご報告いたします。

リュート音楽、演劇の作曲活動、ジャズで学んだ即興性とが
どう関連しているのか、についてのお話です。





■永田平八、ルネサンス・リュート音楽の魅力を語る
                              
INTERVIEW : SEIKO NAGATA

・・・・リュート弾きでありながら、シェイクスピアの劇の作曲家・音楽監督。
その二つはどう関係している? 劇音楽ではどんな音楽を作曲しているの?

劇音楽では、演出家の意向にそったあらゆるジャンルの楽曲を提供している。
それこそポップス、ロック、ジャズ、邦楽、クラシック、演歌、民族音楽まで。
この秋の公演はフラメンコが基調になった音楽。
(『オセロー』平幹二朗主演・演出)

そもそもリュートを始めるきっかけになったのは、
イギリスの演出家グレン・ウォルフォード氏が来日した時、
作曲家として関わって「シェイクスピアの時代はリュートよ。
あなたもリュートを弾いたら」と勧められたから。

・・・・・作曲家の視点から見て、リュート音楽、
特にルネサンス時代のリュート音楽の特徴は何?

まず、ルネサンスの対位法(それぞれの声部が独立して絡み合う作曲技法)。
作曲するにも、演奏するにも、聴くにも、
高度な耳の使い方を必要とするだろうね。

次に、即興性。例えば、一つの定型バスがあって その上でメロディーを
ディミニューション(変奏)していく。
厳格な規則の中にもその可能性、多様性は限りなくあって、
楽譜はほんの一例にすぎない。すごく自由。



・・・・・・・・・・・・明日に続きます。


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