カート・コバーン [お気に入り]
ロックアーティストの「カート・コバーン」に捧げられた映画
「ラストデイズ」を観に行く。
週末の夜の渋谷なのに 映画館は40人ぐらいの観客。
マニアックすぎる?映画か。
なぜか、ジャヌカンのシャンソンで映画が始まる。
ロック音楽を聴くつもりででかけたのに、古楽に迎えられるとは。
しかもブリティッシュぽい演奏だ・・・と思ったら、
キングスシンガーズの演奏。
寂しい映画だった。
人間、まずは「温かい食事と、洗濯された気持ちの良い衣服」だよね・・
と友人と食事。
苦悩して自殺しても、他人には理解されず、バンドメンバーは
逃げ出し・・・それではあまりにカートが可哀想・・・と
あいかわらずの激しい感情移入で落ち込む私。
しかもなぜ音楽が ジャヌカンのお気楽なシャンソンなのだー。
「これはコバーンの伝記ではなくて、“捧げられた”創作映画なんだから」
と友人が冷静に慰める。
「で、映画、良かったの?つまんなかったの?」
「わけわかんなかったけど、良かった、
少なくとも、そう簡単には死なないぞ!と思ったよ」
誘った友人は、この私の言葉でやれやれ一安心・・・の様子。