ロバのおうじ＠世田谷

今年のクリスマスの時期に向けて、
世田谷区での音楽朗読会「ロバのおうじ」プロジェクトが
始動しました。

今日は、初の顔合わせ＆読み合わせ。
今回朗読を担当して下さるのは「世田谷読み聞かせの会」の皆様。
登場人物を４人で分担します。

リハーサルをやってみたところ、これがまた面白い。
そして「ロバのおうじ」、しみじみと味わい深い。

「ロバ」の姿の意味するところは何だろう？
障碍のある、なし、の区別と関係がある？
最後の一文の意味は　どういうことだろう？

物語の読み方は、読む人の数だけある。
その多様性をなるべく広く、緩く持っていられたら、
と願っています。

ああ、久しぶりにリュートが弾けて楽しかった！
リュートっていいよ！
私は　変身しないで　ずっとロバのままリュート弾いていたい。

「ロバのおうじ」サイト更新

公式サイトの＜音楽朗読会ロバのおうじ＞の情報を更新しました。

お寄せ頂いた感想、ロバのクーニーちゃんの写真をアップしました。

 

ご覧下さい。

東京都内での上演プロジェクトが始動しています。

 

第3回「ロバのおうじ」公演終了

ご報告が遅くなりましたが、先日3月8日の昼間、
福岡県・小倉、ギャラリー雛蔵さんでの音楽朗読会「ロバのおうじ」は
多くのお子様方、朗読に興味のある大人の方など、会場いっぱいのお客様に恵まれ、
無事に終了いたしました。

今回朗読を担当して下さったMAGUさんは、地元ラジオのパーソナリティーとして
大活躍されている方です。

「ロバのおうじ」には、王様、お妃様、ロバのおうじ、魔法使い、お姫さま、
変身後の王子様・・・といろいろなキャラクターが登場します。

MAGUさんは、その登場人物たちを　声の調子や音色で演じ分けて語っていきます。
本という平面に描かれているものが、一瞬にしてまるで映画のように立体的な存在として
浮かび上がってきて、一緒に演奏していて、大変に感銘を受けました。

人間の声の魅力は偉大です！



このロバのおうじのお話しにも「新月」が登場します。
ロバが王子の服を脱ぎ捨て、はだかになってリュートを背負い、城を出るシーンです。
新月の日は、新しいことを始めるのによいタイミング、という伝承が
ここでも生かされています。

朗読の世界では　この作品がとても有名であることを教わりました。
リュートの伴奏つきで、朗読会を企画してみたい方、お気軽にメール下さいませ。
[e-mail]

小学校や公民館の催しなど、小さな会でも気軽に出かけていきます。

ロバのおうじ上演中

2月20日、東京都中央区明石小学校1年生の親子交流会で
上演された「ロバのおうじ」の写真を、主催者の方が送って下さいました。



魔法使いが　火を燃え上がらせ、呪文を唱えているシーンです。

模造紙を黒板に貼って、スライドのスクリーンにしました。

この「ロバのおうじ」、決して、オモシロおかしいばかりのお話しではありません。
むしろ、悲しいシーンが多いです。
ＢＧＭはダウランドを多用しました。

「城を出たおうじを、王様とお妃様は　探しただろうか？」と本気で心配していた男の子。
その優しい気持ちに　私は感動しました。

明石小学校の皆さん、どうもありがとうございました。