メルヘンの世界 [朗読音楽会「ロバのおうじ」]
カリタス小学校での音楽朗読会の後、
朗読サークルのお母様方と 図書館司書の先生と
昼食をご一緒させていただきました。
「ロバのおうじ」を巡って意見や感想の交換をしながら
とても充実した和やかな一時を過ごしました。
そこに差し出された キュウリの山盛りの一皿。
カリタス小学校の生徒さんが畑で育てたキュウリだとか。
味噌マヨネーズをつけながら、手でつまみ・・・美味です。
今回 初めてご一緒したメンバーの方々とも、
6回の公演を重ねるごとに、それぞれのタイミングや、
読む速度などが わかってきて、
どんどん完成度が上がっていたった感じがありました。
わたしにとっては 新発見が多く、楽しく、
亡き先生の模写の紙芝居のことと合わせて、
忘れ難い「ロバのおうじ」公演の一つになりました。
6公演を無事に終わり、小学校の門を出る時、
女の子がトトトッと走り寄ってきて、
何も言わずに 私の手に「葉っぱ」を握らせてくれました。
柔らかくて、その子の手のぬくもりが残っていました。
門のところで待っていてくれたんだね。
どうもありがとう。
こんな感覚、もう忘れていました。
子供たちは 今まさに「ロバのおうじ」の物語の世界に
住んでいるのですね。
教えることより、教えられることが多い学校公演。
この「葉っぱ」で、私は「参りました!!!」と心の中で思いました。
本当にどうもありがとう。