天国からのメッセージ [全国リュート行脚計画]
おそろしく孤独です。
ソロのコンサートを見知らぬ土地で、
自分が主催で、自分が弾き、ソロだから当然のことながら共演者もなく。
それぞれの場所で、会場の担当者は親切で 広報の協力もして下さるのですが、
マネージャーに相談するわけでもなく、
自問自答をしつつ、一人で選択に迷い、一人で決断をする。
お客さんは来てくれるだろうか。ちゃんと弾けるだろうか。
そんな不安感と、遅々として進まない事務作業に押しつぶされそうになる。
急に寒くなったこともあり、今日は身体中の古傷が痛み、
電子あんかを抱きながら ベッドの中で電話でできる作業をして過ごす。
しばしウトウトしかかった時、亡くなった父の声で覚醒する。
「自分でやると決めたことは、最後までやりなさい。
パパは メールはできないから、電話かけたよ。」
最近「天国からのメッセージ」というサイトの占いが流行っているらしいが、
まさにこれこそ「天国からのメッセージ」だった。
夜から起き出して、一人黙々と作業を始める。