リュートを愛する私たちは [コンサートのご報告]
ルネサンス・バロック絵画におけるリュートの寓意は『調和』。
16世紀ドイツ人画家ハンス・ホルバインの作品「大使たち」に
描かれているリュートの切れた弦、
あるいは、ルーベンスの「戦争の惨禍」の作品で
突き進む軍神マルスの足下で ネックの折れたリュートの無残な姿を目にする時、
私たちリュートを愛するものは、その美しい楽器を守るために、
まさに今、現実社会でなすべき役割があるように思う。
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「大使たち」は サイト
http://gallerymisa.hp.infoseek.co.jp/index.html の古楽画廊、
リュートのコーナー 4段目、左から2番目の作品です。
「戦争の惨禍」は サイトhttp://www.salvastyle.com/index.htmlの
バロックのコーナーで、ルーベンスをクリックして下さい。
詳細な解説の部分で、破壊されたリュートの部分を拡大してみることができます。
無断転載をしないために、このような記述にしました。