五線?六線? [愛しのリュート達]
アテニャンの楽譜が、通常の六線タブラチュアでなく、
五線タブラチュアだったことにお気付きでしょうか?
通常の五線楽譜から、六線の「タブラチュア」に移行するところで
一段階。
次に、フレンチタブからイタリアタブへ。更に、スペインタブ。
それに慣れた頃、通奏低音の段階で、再び五線紙の世界へ戻り、
バロック調弦、A調弦・・・・などと混乱を極め・・・と、
リュート奏者の楽譜読みの変遷が続きます。
そこでフェイントをくらうかのように、
初期フレンチ・ルネサンスの五線のタブラチュア。
通常の六線タブに慣れていると「アレ?」と思うこと多く・・・
まったくもって 奥深い世界です。
ちなみに、タブラチュアの用紙、私はアメリカリュート協会から
ダウンロードして使用しています。
五線+タブ譜の二段になっているものが
歌の伴奏楽譜を作成するのに便利。
http://www.cs.dartmouth.edu/~lsa/index.html