【ダリ展】＠新国立美術館

六本木の新国立美術館で開催されている「ダリ展」に出かけました。

前回の展示からもう10年経つのか、という感慨と共に。

人だかりのしているシュールレアリズムのものより、むしろ初期のものを見たいなあと思って・・・。

ペン画だか素描だかの、ライオンの可愛らしい絵があって、

それを見ている人は誰もいなくて、独り占めしてじっくり観て、もう満足。

映画「アンダルシアの犬」上映コーナーがあって、その入り口で係りのお兄さんが

「間もなく目玉を切り裂くシーンです。小さなお子様や怖いシーンが苦手な方はご注意下さい」と

言っていて、仕事とはいえ十数分ごとにタイミングよくこのセリフを言い続けるのは大変だなと

同情してしまいました。

この新国立美術館に来ると、目的の展示よりもこの美術館の建物の方に感動してしまう。

圧倒的な存在感を放つ逆円錐形のもの。内部は何があるんだろう？

入り口あたりは、未来的な雰囲気。

必ず、ここに座ってぼーっとしてしまう。お気に入りのコーナー。

椅子は、有名なデザイナーの作品らしい。

外はもうすっかり夕暮れて。外から美術館の内部を見たところ。