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「オフィーリアとリュート」への追加情報をいただきました! [愛しのリュート達]


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「オフィーリアとリュート」の話題がTwitter上で盛り上がり、
大変ありがたいことに、シェイクスピアご専門の先生、音楽学の先生方から
追加・補足情報をいただきました。

Twitterをご覧になっていない方もいらっしゃるかとおもいますので、
ブログでもまとめておきます。
当時、リュートがどのように捉えられ位置づけられていたのかを理解する上で、
とても有益な情報と思われますので、ぜひ最後までお読み頂ければ、と思います。

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*偶然、今日の記事から読んでくださっている方、是非以下の二つの記事をさっと
お読みになり、ご参加下さい!

議論の発端になったのは、このブログ中の記事「オフィーリアとリュート」。
すぐに、訳者によって色々あるぞ、ということがわかり、まとめたのがこちら。


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最初のブログで、私が参照した喜多野裕子氏による論文
“Let her come in” ーー『ハムレット』におけるオフィーリアのバラッド歌唱と政治的危機」
で言及されていた貴族女性がリュートを弾くということについて、
以下のような情報が寄せられていました。

まずシェイクスピアをご専門に研究されているsaebou先生@Cristoforouより












ここでフランス在住のチェンバロ奏者、ジャスミン男さん@echinodermes
いい質問をしてくださいました。















医学史の鈴木晃仁先生がブログを紹介して下さいました。




 

ここでイギリス在住の音楽学者、まつもと(な)先生  に登場リクエストの声が。
古楽クラスタではおなじみの先生で、特に「狂気」と音楽との関わりについて研究をされています。




































同時進行で、会話が続くため、順序が前後している箇所もありますが、

このようにとてもエキサイティングな情報交換が行われました。


その他、哲学や思想史からのご指摘や、

私が把握しきれなかった各種の翻訳ではどうなっているか、

あるいは実際これまで上演された演劇ではこのシーンがどのように演出されていたか、など、

それぞれのジャンルの方々の間で話題となりました。



すべての情報は私にも把握できておりませんが、時の坩堝(@emanatio999)さんが

裏古楽の楽しみ-リュートとシェイクスピア】としてまとめてくださっていますので、

こちらもご覧くださいませ。


情報をお寄せくださった皆様、「いいね」やRTをしてくださった方、読んでくださった方々、

どうもありがとうございました!


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