裸でリュート【映画】Only Lovers Left Alive [愛しのリュート達]
上半身はだかでリュート抱えてて、ちょっと冷たそうです。
10コース・ルネサンスリュートでしょうか。
このシーン、映画「Only Lovers Left Alive」(2014)の冒頭部分です。
友人がDVDを貸してくれました。
主人公は、ギターをはじめ撥弦楽器なら何でも演奏するロックミュージシャンで、
何百年も生き続けている吸血鬼、という設定。
ヴァンパイア・ラブストーリーというジャンルらしいのですが、
細部に歴史的、文学的、音楽的蘊蓄がさりげなくちりばめられていて、
そのあたりが好きな方には、物語の大筋とはまた別のところで
楽しめる作品となっています。
Only Lovers Left Alive の予告動画は こちら ↓
冒頭にリュートが出てきます。
日本語版の予告動画はこちら。映画の概要がわかります。
全体にアンティーク、ゴシックなテイストの中に、
いきなり i-Phoneが登場するところが、ツボでした。
監督やキャストについては、こちらのサイトをご参照下さい。
そして、リュートは ただの小道具で 姿だけかと思いきや、
全編を通して ふんだんにリュートサウンドが流れるのですよ!
作中で一度、sick, sick〜のメロディーが流れますが、
それ以外は、いわゆる古楽の作品ではありません。
サウンドトラックの動画はこちら。
英語版のPVの冒頭で流れている曲は 24:17〜あたりから。
日本語版のPVで流れているテーマ曲は 41:26〜 あたり。
リュートデュオ(重ね撮りだと思うけど)の曲は 32:22〜 心地よいサウンドです。
(この話題、次の記事に続きます)