中世・ルネサンス小さな音楽の祭典2015終演 [コンサートのご報告]
群馬県高崎市の群馬シンフォニーホールにて毎年秋に開催されている
「中世・ルネサンス小さな音楽の祭典」に参加してきました。
他の参加演奏者は、
小家一彦さん(バリトン)、大滝眞さん(バロック・ギター)、
服部雅好さん・牧野晴美さん(古典舞踏)、武田牧子さん(古典舞踏)、
イル・クワトロチェント(古典舞踏団体)、パッサ・テンポ(リコーダー合奏団)
中世・ルネサンス音楽合奏団 Toca Toca 〜
鈴木理恵さん(リコーダー)、湯本節子(ハープ)、柏葉敦子さん(パーカッション)、
立野政幸さん(リュート)
Toca Tocaの皆さん。
私も、このアンサンブルに加わらせて頂いて、
ジョン・プレイフォードのダンシングマスター舞踏集の楽士としても演奏しました。
〜 ダンシングマスターはイギリスの音楽出版者、ジョン・プレイフォードが世に送り出した書籍で、
カントリーダンスの音楽と踊りの指導書。
1651年から1728年ごろまで度々再販されたベストセラーで、
哀愁をおびたアイルランドの曲も少なからず収録されていることも人気を得たといえる。
(プログラム解説より)〜
華やかな衣装の古典舞踏の皆さん。
最後に 会場のお客様も巻き込んで、同曲集から
「セレンジャーのラウンド」を 全体で演奏しました。
この曲のタイトルと楽譜の冒頭がプログラムに掲載されていますが、
Sellengers Rounde, or The begining of the World. というサブタイトルが印象的です。
右端のカット部分。
月のマークが男性、星のマーク(○に点)が女性の意味で、
ダンスの配置を示しています。
プレイフォードのダンシングマスター、親しみやすい曲風で、楽しめました。
前日から当日朝まで、雨でしたが、開演のころには すっかり晴れてよいお天気に。
帰途につくころの 高崎の空。
参加者の皆さん、お客様、どうもありがとうございました。