函館ハリストス正教会 [全国リュート行脚計画]
函館ハリストス正教会です。
夕方遅くにも関わらず、多くの観光客で賑わっていました。
カトリックでもプロテスタントでもなく、正教会というのは、
私にとっては やや珍しく、独特の雰囲気を感じました。
日本正教会の最初の、聖堂を持つ教会であり、
1983年に国の重要文化財に指定されています。
地元の人々には、「ガンガン寺」という名称で親しまれています。
(タクシーの運転手さんもそう呼んでいました)
この愛称は、最初、聖堂が出来た時、5個の鐘を 楽器のように鳴らしたことに由来します。
鐘は、全焼して壊れたり 再建されたり、紆余曲折あったようですが、
現在は 祈りの際にのみ 鳴らされている模様。
この鐘の音は、環境省の「残したい日本の音風景100選」に選ばれているらしいので、
Youtubeで、その音色を聴いてみましょう。
1分50秒を過ぎたあたりからが、ハイライトです。
正教会だからでしょうか、とってもエキゾチックな鐘の響きです。
これを「ガンガン」という擬音語に集約するしてしまうとは・・・。
生で聴くと、よほど大きい音なのか。
次回は その辺りを検証しつつ、祈りの時を見計らって訪問したいと思います。