SSブログ

映画「ディオールと私」 [お気に入り]


DSC00338.JPG

(娘の学生時代の愛用品、衣装製作用のボディです。)

IMG_2311.jpg

もうだいぶ前のことですが、バッグの中から半券が出てきたので、
書き留めておきます。



大抜擢で新しく就任したデザイナーが 
ファッションショーを実現するまでの8週間を描いた
ドキュメンタリータッチの映画です。

壮大なドラマ展開や感動シーンは 特にないのですが、
大いに楽しんできました。



スタッフのチームワークが素晴らしく、
それがあってこその、デザイナーのアイディア。


デザイナー=最初に0を1にする人は、
情熱的で、繊細で、粘り強く・・・、そして、身を削るものですね。
鶴の恩返しの物語のように。



規模は違えど、コンサートとも共通する部分も多い、と感じました。

伝統を守りつつ新しいことにも挑戦する、とか、
予算の制約の中で 創意工夫をするとか、
クリエイティブでいながら 商業ベースでの採算も念頭において・・・とか、

活動を継続するためには 考えなくてはいけないことが多いのだけれど、
一番大切なのは、心がワクワクすること、かな。

そんな心の躍動感は 創り出すモノを介して人々にも伝播していく。

ファッションショーは 創る喜びが広がっていく様を、
視覚的に見せてくれるのでわかりやすい。


全くディオールというブランドに興味のない私も、
映画を見終わった後には、親近感を感じて、
隣のデパートでディオール・コーナーに立ち寄りましたもの。
(見るだけ、ね)



東京都内は おおかた上映終了していますが、
まだ上映している映画館もあります。
ファッションだけでなく、フランス語に興味がある方にもおすすめです。



nice!(0) 
共通テーマ:ファッション

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。