キトのビウエラ/レクチャー [コンサートのご報告]
カルロス・ゴンザレス氏によるレクチャー「キトのビウエラ〜音楽の遺物」に参加しました。
2015年6月30日 アンダンテギターワークショップ
主催:西野潤一氏
協賛:日本リュート協会 協力:小川伊作氏(日本ビウエラ協会)
後援・協賛:アイゼナハ音楽院
ゴンザレス氏によって忠実に再現されたコピーの他にも、
参加者所有の 様々なサイズ、モデルのビウエラがいくつも集まっていました。
その様子を一目みただけで、テンション上がります!
内容のマニアックさに加えて、平日夜という時間帯にも関わらず、
会場いっぱいの人が集まり(会場を広い階に変更するほど)
熱気に溢れたイベントでした。
(↑ こんな立体ロゼッタのビウエラも)
ゴンザレス氏より、スライドショーによる画像と共に、
検分の結果と、それらのデータから推測される事柄についての報告がありました。
オリジナル楽器の写真を拝見できたのは、貴重な体験でした。
内容については、主催者の西野氏が後日報告レポートをまとめられるそうなので、
それを待つこととして、今ここには記さないでおきます。
かねてより 個人的には、
「キトのビウエラは むしろ(バロック)ギターではないのか?」
という疑問があったのですが、
その点についても、今回、ゴンザレス氏より明確な説明があり、
ひとまず 気分スッキリ。
ビウエラ全体については、まだまだ謎が多くて、
次々と疑問はわいてくるばかり・・・ではありますが、
今回の報告を加味して、今後も考え続けたいと思います。
来日して下さったゴンザレスさん、
主催して下さった西野さん、
どうもありがとうございました!!
・・・試奏中。