ソロ@北海道のプログラム(記録) [コンサートのご報告]
2014年9月26-27日の北海道でのソロコンサートのプログラムを
記録として掲載しておきます。
アンコール:おお、川の流れは広く、私には渡れない
初めてリュートを聴くお客様も楽しめるように、
また自分も新しい曲に挑戦できるように、ということを意図したプログラムでした。
これからもよりブラッシュアップしていきます。
「ロバのおうじ」@札幌終演のご報告 [朗読音楽会「ロバのおうじ」]
朗読音楽会「ロバのおうじ」@札幌、盛会のうちに無事終了しました。
ご来場のお客様、朗読の山田美知子さん、
主催のバロック・コレギウム・サッポロさん、
共催の叶多プランニングさん、
どうもありがとうございました。
今回の会場は、ちょっとレトロなビルの中にあるkita:kara Galleryさん。
ロゴの赤い文字がとても可愛らしくお洒落なギャラリーでした。
会場到着の図 ↓ 。
備品の椅子が美しいデザイン。
スタッキングも出来る仕様です。
ちょっと低めで、お子様も落ち着いて鑑賞できそうです。
開場前の様子です。
絵本の挿絵の投影も出来ました!
大型の絵本をめくりながら、朗読と音楽を聴くイメージです。
一冊の絵本をお客様と共有できたのが嬉しく思われました。
今回は、主催者さんのご尽力で、
i-Padを使った新しい投影の手法が導入されました。
今後、よりフットワーク軽く、公演を行えそうな予感です。
会場の広さも響きも、肉声とリュートにぴったりの空間でした。
こんな風に、温かい音色で、のびのびと、楽器が無理なく歌う会場に出会うと、
東京では決して出てこない表現が ふと出てきて、
自分でびっくりしますね。
旅先での慌ただしいような、ゆっくりなような時間の流れや、
その土地ならではの空気感や温度、そして人々の表情などから
とても刺激を受けたなあと感じた北海道公演でした。
朗読音楽会「ロバのおうじ」@札幌について、
作家の木村洋平さんが 記事を書いて下さっています。
(木村さんは「珈琲と吟遊詩人 不思議な楽器リュートを奏でる」というご著作があります。
本の紹介記事)
木村さん、どうもありがとうございました!
仏像と仏壇に囲まれて [コンサートのご報告]
今まで、お寺でのコンサートは数回経験がありますが、
仏壇店さんの店内でのコンサートは初体験。
9月27日は、小樽にある片桐仏壇店さんでのリュートソロコンサートです。
表ショーウィンドウ上部に、コンサートを知らせる横断幕が。
ありがたいですねえ。
店内は、ご覧の通り、伝統的な重厚なご仏壇やお位牌などが展示されています。
主催者の方のご尽力と、皆様のお蔭で満席御礼!での始まりとなりました。
天井は高めながら、特別な感じはしないのに、なぜか良く響く。
演奏している私の方へ 上手く返ってくる音が多いので、
とても気持ちよく弾けました。
この音響はなぜなんだろう?
左右にいくつも並んでいるご仏壇や、その扉の部分が、
ちょうどコンサートホールの反響板みたいな役割をしているとしか思えません。
そういう意味でも有り難い、ご仏壇でした。
↓ いくつもの仏様の視線を背に感じながら、リハーサル中です。
(写真は、主催者の方が撮影して下さったものです)
オチガビワイナリー@余市 [コンサートのご報告]
北海道余市にあるワイナリー、オチガビワイナリーさんに到着したところです。
到着するなり、芝生が広がる庭のカフェテラスに案内され、
「あなたのために歓迎の噴水をあげますから!」と。
「噴水ですか?!」と驚いていると、
大きな池から、本当に噴水が吹き上げてきました。
ここは一体どこの宮廷ですか?というおもてなし。
気分はすっかりベルサイユ宮殿。
紅茶が運ばれてきて、しばし庭を散策。
ハーブや、バラや、私には名前のわからない植物が植えられています。
そして、彼方には若い葡萄の木が植えられています。
レストラン内のホールで、リュートコンサートを開催しました。
天井高く、木のぬくもりのある空間で、気持ちよく弾いてきました。
ご来場のお客様、オチガビワイナリーのオーナーご夫妻、スタッフさん、
どうもありがとうございました。
ゲストルームでリハーサルしていた時、
曲間で「にゃーお、にゃーお」の合いの手を入れてくれた、猫ちゃんたち。
笑わせてくれてありがとう。一挙にリラックスしたよ。
真鴨の楽園 [お気に入り]
「赤れんが庁舎」の通称で親しまれている北海道庁旧本庁舎に行ってみました。
その庭の池の周りを散歩。快晴の中、葉表がキラキラ光っていました。
すると、そこに何かの群れが!
エサを与えているお兄さんの周りにたくさんの真鴨が集まっています。
(どさくさに紛れて、ハトも右端に一羽)
カメラが間に合わない〜。意外と泳ぐのが速い。エサをめぐってのバトルが繰り広げられていました。
私もエサをあげたかったよ。
可愛らしい。(でも、これはたぶん男の子)(下が女の子)
くちばしの形や、眼差しの感じ、足の色、羽の艶など、
何て素敵なんでしょう。
北海道に来てまで、鳥を見ていて、いつまでも飽きない私・・・。
街中の幌馬車 [お気に入り]
ポクポク・・・という足音が何とも言えず、良い音です。
ただいま、赤信号で停止中。
車の中に混じって、ちょっと気の毒でした。
信号が変わり、走り出しました。
これはなかなか重労働ですね、お馬さん、お疲れ様です。
北海道にてリハーサル風景 [愛しのリュート達]
北海道ツアーの初日は、3日後に控えた「ロバのおうじ」のリハーサル。
朗読の方のご近所に、個人所有の立派なホールがあり、
そこをお借りすることに。
広々〜〜です。天井も高ーい。リュートがよく響く〜!!!
柔らかく、温かく、リュートが響きます。
残響の多い空間で弾くと、
身体の力みも消えて、とてもリラックスした状態で弾けるものですね。
台風が近づいていたので、悪天候を覚悟していましたが、
いつの間にか台風はそれて、どこかへ行ってしまい、
爽やかな秋晴れとなりました。
大きなガラスから差し込む陽射しに木々の葉の影が揺れています。
リハーサルに熱中するうちに、すっかり夕暮れとなりました。