今日の私 2022/08/08 [日々の想い]
seikolute2018年から始めた【対話する音楽】企画について書いていきますが、何事も結論を最初に、というのが良いらしいので、結論から。 「このデンマークのシャルロッテ・アマーリエ王女の音楽帳に出会ったことで、私はバロック・リュートを手放すこ… https://t.co/kEhvZmDTY508/07 14:36 seikolute2/n バロック「ギター」があればバロック「リュート」は要らない、という話ではありません。 両者はその機能も作品のレパートリーも全く異なる楽器で、代替不可能でしょう。 例えばバロックギターでヴァイスの作品は弾けません。08/07 14:48 seikolute3/n それでも、バロックリュートとヴァイスを中心としたそのレパートリーを「もう弾かなくてもいいや」と思わせるほどに、このデンマークのシャルロッテ・アマーリエ王女の音楽帳は十分な量と質を兼ね備えたものだったのです。 「これさえ… https://t.co/xq5CUwzMM608/07 14:57 seikolute4/n バロックギターでよく演奏されているのは17世紀から18世紀初めのイタリア、フランス、スペインのレパートリーで、18世紀後期バロックの、ドイツの作曲様式をもつ作品はほとんど演奏されていません。 初めてこの音楽帳のDiesel… https://t.co/7Euci8ogOT08/07 22:36 seikolute5/n ヴァイスは大バッハと同時代の人で、バロックリュートのために優れた作品を数多く残しています。私も多くは弾きませんが、そのスタイルは一点を除いて好きです。嫌いな一点とは、並行8度を敢えて連続させるフレーズが時々あって、それが… https://t.co/W7pqkGKGUh08/07 22:44 seikolute6/n その連続並行8度が出でくると気に入らないので組曲丸ごと選択肢から除外することになります。 一方、いわゆるバロックギターのラスゲアード(掻き鳴らし奏法)はこれまたルネサンスリュートでは用いないので、気恥ずかしさがあって好きではありません。色々と好みがうるさいですね。08/07 22:51 seikolute7/n ところがこの音楽帳に含まれる作品には連続並行8度もラスゲアード奏法も登場しません。 さらには950頁もの膨大な手稿譜なのに書き間違いがほとんど見られず、シミや破損もない極めて良好な状態で大切に保存されていました。 いくつ… https://t.co/04mHL14ThL08/07 23:09
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