今日の私 2022/03/19 [日々の想い]
seikolute24.ここでようやくC.ホイヘンス。 1647年、彼は曲集『聖と俗のパトディア』を出版した。オランダではなくパリでの出版となったのは、先の印刷業者R.バラールによる出版だったからである。03/18 21:35 seikolute25.その中に収められている「なぜうなだれるのか、わたしの魂よ」は詩篇42:6-7のラテン語の歌詞を持ち、歌の旋律と通奏低音というバロックの様式で作曲されている。 フランス語の歌詞による「あなたはそこに、美しい瞳よ」は、この曲集で… https://t.co/OS3noGxge503/18 21:37 seikolute26.リュート伴奏はタブラチュアで書かれており、彼がお手本としたP.ゲドロンの作風にも似て小粋な趣きに満ちている。この歌は、療養のためにデン・ハーグに滞在していたお姫様が回復して婚礼のために出発する時に捧げたもので、元気になった喜びと、いなくなるさみしさを歌った内容。03/18 21:38 seikolute27.リュート奏者にとってオランダの作曲家といえば、N.ヴァレである。 N.ヴァレはフランス生まれのリュート奏者だが、1613年頃にはオランダに移住しアムステルダムで楽譜の出版業を始めた。移住の理由は明らかではないが、詩篇唱の楽譜… https://t.co/nYaG8kkl2g03/18 21:40 seikolute28.1615年出版のリュート曲集『ミューズの秘密』から、カリヨン(鐘)を模した「村のカリヨン」と当時の流行曲に基づく「菩提樹の下で」を演奏するが、これらが明快でシンプルな曲調であるのに対し、「女乞食のファンタジー」では一転して半… https://t.co/LNK0OdBI5s03/18 21:40 seikolute29.この不思議な題名は、もしかしたらカルヴァン派を指す言葉「乞食党」の暗喩では?と思ったりしている。 それとも、宗教戦争が続く中、街角でそんな乞食の姿を目にしたのか。03/18 21:45 seikolute30.再び、ホイヘンス。 ホイヘンスは、1632年、フランスのルイ13世から聖ミカエル騎士団の騎士に任命された。これは、後の芸術文化勲章を授与されたことと同等の意味を持つ。03/18 21:47 seikolute31.プログラム最後は、フランスの宮廷に仕えたM.ランベールの宮廷歌曲集より、哀愁に満ちた歌の旋律が印象的な「愛しい人の影」と、一連の和音進行が繰り返される「楽しもう、甘い安らぎを」を演奏してこのコンサートを終わることにしよう。03/18 21:47 seikolute32.この公演で演奏するリュートは、フェルメールの「リュートを調弦する女」(今回は展示されていない)に描かれているリュートとほぼ同じタイプのリュートである。 ほぼ同じ、というのは、絵では弦の数が不明瞭で、10コースか11コースかの… https://t.co/3ARLw1dVBL03/18 21:48 seikolute33.裏はこんな風にマルチリブのボディ、棹の裏は細かい縞模様になっています。弦は19本。 このところ気温の上下が激しいので、調弦が心配ですが、良い響きで演奏できるように務めたいと思います。 https://t.co/IQWkj5uPPX03/18 21:54 seikolute34.ラスト 長い連続Tweet、ご覧いただきありがとうございました。 こちらにPDFでまとめてあります。 https://t.co/WDNLBoFigp ●コンサートの詳細情報・チケットご予約 ストリーミング配信もあります。 https://t.co/PtTmqjBMQx03/18 21:58 seikoluteわー、ホイヘンスの邸宅! どうもありがとうございます。 ここで演奏なさったのですか?羨ましいです。 https://t.co/kr2SZDg2Y603/18 22:00 seikolute今回のコンサート、何が嬉しいかって、名倉さんとおよそ10年ぶりに共演すること。 2000年ごろから2010年頃まで本当に数多くのコンサートでご一緒していて、特にバロックダンスの市川智津子さんと名倉さん、私とで、最小単位での古典舞踏ユニットを組んでいた時期があった。03/18 22:07 seikolute私はアーチリュートとバロックギター持ち替え。楽器1本で踊りの伴奏したり、歌とリュートのデュオがあったり、それに踊りが加わったり。ベルギー大使館や愛知の万博で演奏したりしたが、何と言っても3人だけなので小回りが利き、いろんなところで… https://t.co/QyixIhVVlH03/18 22:15
2022-03-19 00:01
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