ゴッホとゴーギャン展〜二つの椅子 [お気に入り]
東京都美術館で開催されている【ゴッホとゴーギャン展】に出かけました。
二人の手紙を軸とした非常にシンプルな構成で、分かりやすい展示でした。
ゴッホに関しては、いろんな(興味本位で取り上げられがちな)情報がいろいろあるわけですが、
それらを排して、ゴーギャンとの関係に絞ったところが潔い。
二人が短いながらも共同生活を送っていた時、
お互いが使っている椅子を描いた作品があるのですが、
会場の出口にこのようなコーナーが設けてあったり。
SNSに上げるための記念撮影スポットということなのでしょうが、
なかなかニクい演出です。
音声ガイドが面白いよ、という評判だったので借りてみました。
ゴッホの声の役の声優さんが、うっとりするような好みの声で悩殺されました。
(声フェチです)
二人が(ゴッホとゴーギャンね)別れる時には、思わず泣いてしまいましたよ、
作品を見て、ではなくて、音声ガイドの手紙の朗読に。
切ないねぇ・・・。
絵葉書を何枚か購入し、東京都美術館のミュージアムショップで一筆箋を購入。
ルドゥーテの一筆箋はずっと愛用しているもので、買い足し。
縦書き用に、若冲のものを買ってみました。
一筆箋は、チラシの配布をお願いする郵便物に添えたり、楽譜を送ったりする時に、
よく使うのです。
以前は、どんな美術展でも一筆箋が、グッズとして販売されていたものですが、
最近はあまり需要がないのか、あまり見当たりませんね。
ゴッホの一筆箋もあれば買ったのになー。