アンティークな校舎・遺愛学院 [コンサートのご報告]
女子校としては 東北地方以北で最古、歴史ある学校です。
上の写真は、校舎内から中庭を見たところ。
紅葉がとてもきれいでした。
講堂では時々コンサートが開催されているようですが、
私どもが今回お借りしたのは、本館2階にある会議室。
本館は、正門入って正面にある薄いピンク色の建物で、
1908年(明治41年)に J.M.ガーディナーの設計によって完成されたもの。
遺愛学院のサイト のトップ画像に出てくる建物です。
現在、国の重要文化財に指定されています。
暖かな廊下の灯り、照明器具も素敵です。
床がギシギシと音を立てるので、自然と しずしずとお上品な歩き方になります。
アンティークな木のぬくもり、高い天井、角に作られたステージなど、
リュートを演奏するには ぴったりの雰囲気のところでした。
80席の椅子を並べましたが、響きが減退することもなく、
気持ちよくリュートを弾いてきました。
会議室には、歴代の校長先生の肖像写真がずらりと並び、
古い時計や文献、甲冑(!?)などが展示されていましたが、
そんな中に、オルガン、ピアノも。
メンテナンスされていないとのことで、演奏は現在不可能のようですが、
音を聴いてみたいですね。
意外だったのは、こんなアンティークな空間なのに、
最新式の「電子スクリーン」があったこと。
「ロバのおうじ」の画像投影に早速、使用させて頂きました。
プロジェクターを置く机を お客様の前に置かなくてよいので、
舞台設定がすっきりで、素晴らしい!
これもワクワク、ドキドキの体験でした〜。
遺愛学院の校長先生、音楽の先生には 細やかにお心遣いを頂きました。
どうもありがとうございました。